手続きの流れを確認

それでは、裁判員候補者に選ばれた人が、実際どのような手続きの流れを踏むことになるのか、一緒に見ていきましょう。

もしあなたが裁判員の候補者に選ばれた場合は、呼出しを受けた日に裁判所へ出向くことになります。

そこには裁判官・裁判所書記官・検察官・弁護人(場合によってはさらに被告人が出席していることもあります。)が待っていて、「裁判員選任手続」というものが始まります。

あなたは裁判長から「これから取り扱われる事件の関係者ではありませんか?」「不公平な裁判をおこなったりはしませんか?」といった質問をされます。

また、もしあなたが「辞退したい」と申し出ていた場合は、その理由を説明するよう求められます。

これらの裁判長の質問に対して、あなたは決してウソをついてはいけません。

もし、事件の被告人や被害者と深いつながりがあるにもかかわらず、それを内緒にしていたときは、裁判員法に定められる過料や罰金を科せられることになってしまいます。

裁判長の質問が終わった後、弁護人は、裁判員候補者の中に「裁判員にふさわしくない」と思う人を発見した場合に「不選任の請求」をすることができます。

これらの手続きを経た上で、裁判所は、不選任にならなかった裁判員候補者の中でくじをおこない、6人の裁判員を選びます。